シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPゴム手袋のケアプラス、中核子会社を豪大手との合弁に

社会

2020年2月17日

ゴム手袋のケアプラス、中核子会社を豪大手との合弁に

 ゴム手袋メーカーのケアプラス・グループは、中核子会社であるケアプラス・マレーシア(CMSB)の株式50%を豪州のゴム製品大手アンセルに2,681万リンギ(約7億1,000万円)で売却することで契約を交わした。
 
 ゴム手袋事業を世界規模で営むアンセルとの合弁経営とすることで、長期的に事業拡大できるとみて資本受け入れを決めた。
 
 ケアプラス・グループは、CMSB株売却により868万リンギ(約2億3,000万円)の売却益を計上する。売却で得た資金は、別の子会社の事業拡大などに投入する。
 
 アンセルは、手術や工業向けのゴム手袋大手。かつてはコンドームメーカーとしても有名だったが、2017年に事業を売却した。
 
 製造拠点は世界に複数持ち、マレーシアにも2カ所持つ。製品は55カ国で販売している。
 
 ケアプラス・グループはマレーシア証券取引所の新興市場に上場。CMSBのほかにゴム手袋製造子会社を2社持つ。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPゴム手袋のケアプラス、中核子会社を豪大手との合弁に