シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPトムソン・イーストコースト線の3駅が開業、全面開通は24年

経済

2020年2月3日

トムソン・イーストコースト線の3駅が開業、全面開通は24年

 シンガポール6つ目のMRT(地下鉄・高架鉄道)、トムソン・イーストコースト線(TEL)が部分開業した。北部ウッドランズ・ノースから南北線とほぼ並行して南部マリーナ地区に至り、そこから東部のカトン・パーク、シグラップ、ベドックに向かう全長43キロの鉄道だ。
 
 工事は5期に分け実施し、2024年に全面開通する。開業したのはウッドランズ・ノース、インターチェンジ駅のウッドランズ、およびウッドランズ・サウスの3駅。
 
 住宅地とMRT南北線の駅を結ぶ短距離バスサービスの代替手段としての利用が中心になる見通しだ。朝は大混雑するバス910M便を利用してアドミラルティー駅に行き、そこからMRTを利用していたマーガレット・ヨーさんはウッドランズ・サウス駅が家の近くのため、MRTだけの利用でウッドランズで乗り換え職場に行くことができる。
 
 TELは、スプリング・リーフからカルデコットまでの第2期が年内に開通の予定で、第3期(マウント・プレザントとガーデンズ・バイ・ザ・ベイ間)が21年、第4期が23年に開通の予定だ。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPトムソン・イーストコースト線の3駅が開業、全面開通は24年