シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPNETSのATMカード、マレーシアの7,400店で利用可能に

金融

2019年11月29日

NETSのATMカード、マレーシアの7,400店で利用可能に

 
電子決済システムを運営するネッツ(NETS)のATMカードとマレーシアの同業者、ペイネットが発行するマイデビットATMカードの相互利用が11月28日、ジョホールバルで開催の式典で開始された。ネッツのカードはジョホールバル、マラッカ、クアラルンプール、ペナンの7,400店における決済に利用でき、ペイネットのカードはシンガポールの500店で利用できる。
 
 ネッツのジェフリー・ゴー最高経営責任者(CEO)によると、カードを利用してマレーシアで支払いを行った際、為替手数料は発生しない。
 
 カードが利用できるのは、クアラルンプールのサンウェイ・ピラミッド、マラッカのマフコタ・パレードなど著名ショッピングモール、およびジョホールバルのJBシティー・スクエアの100店。シンガポールでの利用と同様、買い物代金支払い時に個人認証番号(PIN)を端末に入力して決済する。
 
 ペイネットのカードはシンガポールでは、ブギス・ビレッジに入居する店舗や、アイスタジオ、パンドラ、サラダストップ、オーフリー・チョコレートの一部店舗で利用できる。
 
 東南アジア諸国連合は4月の首脳会談でキャッシュレス決済の相互乗り入れで基本合意した。ネッツのカードはタイでも来年初頭、利用できるようになる。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPNETSのATMカード、マレーシアの7,400店で利用可能に