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経済

2019年11月22日

パーム油価格は3,000リンギが可能、パーム油委員会見通し

 
 マレーシア・パーム油委員会(MPOB)のアハマド・パルビーズ委員長は、パーム油価格の先行きについて、1トン3,000リンギ台に乗る可能性があるとの見解を示した。
 
 マレーシアとインドネシアがバイオディーゼルに混合するパーム油の割合を高めているためだ。新市場開拓も行われており、パーム油輸出の増加につながるという。
 
 現在、パーム油価格は2500~2,600リンギ(約6万5,000~6万8,000円)で推移しており、アハマド・パルベーズ氏は「妥当な価格水準だ」と述べた。
 
 アブラヤシの植え替えを後押しするため政府は5億5,000万リンギ(約143億1,100万円)の融資ファンドを設定しており、将来的にパーム油の増産が期待できるという。

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