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経済

2019年10月25日

工業用ガスのケリントン、CO2液化工場を稼働

 
 工業用ガスのケリントン・グループは10月23日、トレンガヌ州ケルテに建設した二酸化炭素(CO2)液化プラントの稼働を開始したと発表した。3000万リンギ(約7億8000万円)を投じたもので、液化CO2を使用する食品メーカーや溶接業者に提供する。
 
 原料となるCO2は、国営石油ペトロナスから向こう15年にわたり供給を受けることで契約を交わした。プラントの年産能力は5万トン。今後徐々にプラントを拡張し、生産規模を高める。
 
 液化CO2は食品・飲料業界で炭酸飲料に使われるほか、冷凍食品の急速冷凍などに利用される。また工業界でも、溶接のスピードが速く、溶け込みが深くなることから液化CO2が使われている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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