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経済
社会

2019年10月24日

電気用品の6割弱、安全認証を未取得

 
 国内で2018年に流通した電気用品のうち58%は規制当局が定める安全認証を受けていなかったことが、オン・キアン・メン副貿易産業相の話で明らかになった。国営ベルナマ通信が22日付で伝えた。
 
 マレーシアでは家電などの電気用品を輸入、展示、販売する場合、エネルギー委員会(ST)が規格化し、マレーシア工業標準所(SIRIM)が認証するSIRIM-STラベル(SIRIM認証)を取得する必要がある。冷蔵庫や洗濯機などの白物家電から照明器具やプラグまで幅広い製品で取得が義務付けられているが、オンライン取引が活発化する近年、認証を受けていない安価な製品があふれている。
 
 SIRIMとSTは今回、マレーシア家電流通協会などと組み、安全認証の重要性を知ってもらうための9ヵ月間のキャンペーンを開始。未認証製品の危険性や、これらの製品を使うことによる国内産業への負の影響を理解してもらいたいとしている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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