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2019年9月25日

政府系カザナ、インドネシアの高速道から資金引き揚げ

 
 政府系ファンドのカザナ・ナショナルは、インドネシアの高速道路運営会社から資金を引き揚げる。55%出資するリンタス・マルガ・セダヤ(LMS)の全持ち分をカナダ年金制度投資委員会(CPPIB)と現地のバスクハラ・ウタマ・セダヤ(BUS)に売却し、インドネシアの高速道路事業から撤退する。ザ・スター・オンラインが伝えた。
 
 LMSは、同国内で最も長い高速道の一つである西ジャワ州のチコポ〜パリマンタン高速道路(全長117キロメートル)を運営。カザナは株式45%をCPPIBに、10%をBUSに売却する。今年第4四半期に手続きを終えるとしている。
 
 カザナ撤退後の株主構成はBUSが55%、CPPIBが45%となる。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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