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2019年9月23日

F1ナイトレースは予定通り実施、大気汚染はやや悪化

 
 自動車レース「フォーミュラ・ワン(F1)」シンガポール・グランプリ最終日の9月22日はヘイズ(煙害)の流入で悪化し、大気汚染指数(PSI)は健康に害のある水準に上昇した。しかしレースは予定通り行われ、フェラーリチームのセバスチャン・ベッテルが優勝した。予選から3日間の観客数は26万8,000人で、過去最多だった2008年の初回開催時の30万人に次ぐ数だった。
 
 レースは南部マレーナ・ベイの街路コースで夜8時から行われた。開始10分前のPSIは100以上で、南部が123と、北部の111より高かった。大気汚染をより正確に示すPM2.5微粒子の濃度はマリーナ・ベイで78とやや高めだった。2014年と15年のシンガポール・グランプリもヘイズがある中でのレースだったが、重大事故はなかった。
 
 これまで冠スポンサーだったシンガポール航空が予選開始前日の19日、契約更新を発表。21年までスポンサーを務める。契約金は推定で年1,000万Sドル(約7億8,050万円)。
 
 過去11回のレース開催でシンガポールにもたらされた観光収入は14億Sドル(約1,093億円)。

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