2019年9月13日
セムコープ・インダストリーズ、太陽光電力をUBSに10年間供給
コングロマリットのセムコープ・インダストリーズはスイス系金融機関のUBSに、10年間にわたり再生可能エネルギーで生産した電力を供給する契約を交わした。
セムコープは年内に、展示ホールの屋上4万平方メートルに太陽光パネルを1万5,000枚据え付ける。出力は最大6.3メガワットで、UBSは生産された電力の余剰分をすべて買い取る。10年間で2,000万キロの炭素排出の削減に相当するという。
UBSはペナン・ロードの新施設にシンガポール業務を集約する計画で、この施設とチャンギの技術・オペレーションセンターの電力をすべて、再生可能エネルギーで賄う。
UBSシンガポール代表のオーガスト・ハテケ氏は、業務のあらゆる面において責任ある行動を確保するため、常にシステムを改善し、環境保護に努めると述べた。