シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP7月のホテル客室稼働率は94%、香港の騒乱が域内観光に影響

2019年9月3日

7月のホテル客室稼働率は94%、香港の騒乱が域内観光に影響

 
 シンガポール政府観光局(STB)によると、1~7月のホテル客室収入は前年同期比2%増の23億3,000万Sドル(約1,780億円)、客室稼働率は0.2ポイント高い86.1%、平均客室料金はほぼ横ばいの217Sドル(約1万6,600円)だった。1室あたり平均客室収入は0.2%少ない186Sドル(約1万4,200円)だった。
 
 だが7月だけを見ると、客室稼働率は93.8%でほぼ満室。1室当たり客室収入も204Sドルと、月ベースで今年の最高。香港における市民の抗議行動で空港の一時閉鎖があり、観光客の流れに影響を与えている。シンガポール航空によると、同航空を利用し香港を訪問する客がここ数週間、減少している。
 
 コンサルタントのクッシュマン・アンド・ウェイクフィールドによると、香港で予定されていた国際会議、ビジネス会議もシンガポール、台湾、中国に開催地が変更される可能性がある。実際、10月中旬に香港で開催予定だったグローバル・ウエルネス・サミットは開催地をシンガポールに変更した。
 
 シンガポールは7月と8月が旅行シーズンということもあり、8月もホテル客室の予約は好調だったようだ。ロイヤル・プラザ・オン・スコッツでは、8月は30室の団体予約が入った。香港で開催予定の会議がシンガポールに変更になったためだ。
 
 旅行会社ダイナスティー・トラベルによると、8月、9月のホテル客室予約は増加しており、3つ星、4つ星ホテルの客室料金は推定5%前後値上がりしている。自動車レースのフォーミュラワン開催もホテルにはプラス要因だ。

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