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経済

2019年9月2日

石油設備のKNM、圧縮機子会社を売却

 
 石油ガス産業向け設備のKNMグループは、傘下の独機械大手ボルジッヒを通じて全額出資する圧縮機事業の子会社を2800万ユーロ(約32億8000万円)で売却すると発表した。ボルジッヒは今後、熱交換器やメンブレンなど成長性の高い事業に経営資源を集中させる。
 
 製油所や発電所向けに圧縮機の据え付け工事などを行うボルジッヒZMコンプレッション(BZM)を、ロシアのイスクラ―ネフテガス・コンプレッサーと、今年6月にスイスで設立されたボルジッヒZMシュヴァイツに売却する。401万ユーロの売却益を見込む。
 
 KNMはBZMに対し、売却後10年にわたって現在の社名や商標を使用する権利を与える。BZMは今後、ロシアや独立国家共同体(SIC)で市場拡大を図る見通し。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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