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経済

2019年8月22日

ジョホールに石油貯蔵島、投資額20億リンギ

 
 ジョホール港湾庁(JPA)は先週、ジョホール州沖合の島に石油製品の貯蔵施設を開発する計画で、開発主体となる民間企業のスマートクレストと土地賃貸に関する合意書を交わした。投資額は20億リンギ(約500億円)。早期に第1期の貯蔵タンク建設を開始し、着工から2年後の完成を目指す。国営ベルナマ通信などが伝えた。
 
 タンジュンペレパス自由商業区(FCZ)内に位置する40万平方メートルの島を5つのエリアに分け、計61基のタンクを建設する。総貯蔵能力は120万立方メートル。2カ所の桟橋、7カ所のバースも設け、石油製品の積み降ろしやブレンド、船舶への燃料供給などを行う。計画は20年近く前からあったものの、何度も立ち消えになっていたという。
 
 JPAは30年契約で土地を貸し出す。年間のリース料は当初2年が50万リンギ、3〜5年目が219万リンギで、その後は5年ごとに10%ずつ引き上げる。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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