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経済

2019年8月20日

南部ウオーターフロント再開発、ゴルフコース跡地に住宅を建設

 
 リー・シェンロン首相は8月18日の独立記念日大会での演説を、コンテナターミナルを西部トゥアスに移転した後の南部沿岸区域を再開発する、グレーター・サザン・ウオーターフロント(GSW)プロジェクトで締めくくった。
 
 都市再開発庁(URA)管轄のプロジェクトで、5~10年かけ開発する。開発地はパシル・パンジャンからマリーナ・イーストまでの、東西30キロに及ぶ区域で、面積は2,000ヘクタールという広さ。発電所があったパシル・パンジャン・パワー地区、ゴルフクラブのケッペルクラブ、マウント・フェーバーでの事業から着手し、公営・民間住宅、商業ビル、レクリエーション施設の建設が推進される。 
 
 GSWの南に位置するセントーサ島にも活力を注入する。セントーサ島の北に位置するブラニ島では貨物ターミナルをトゥアスに移転後、観光施設を整備する。
 
 GSWでは公営、民間合わせて最大9,000戸の住宅がケッペルクラブ跡地に建設される可能性がある。居住者が増加することで商業施設ビボシティーの入場者が増加する見通しだ。GSW開発では、事業全般を監督・調整するマスターデベロッパーが指名される見通しだ。

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