飲料PSフード、インドネシア進出へ

 
　飲料メーカーのPSフード＆ビバレッジは、インドネシア企業と合弁会社を設立し、同国に進出する。まずマレーシアで生産する飲料の輸出から始め、後に工場を建設する計画。投資額は1240万リンギ（3億2700万円）を予定している。国営ベルナマ通信が伝えた。
 
　同社は7月末、不動産開発・農業関連などを手掛けるインドネシア企業のマルガラナ・ドリーム・シティーと合弁設立に関する覚書（MOU）を交わした。輸出は10月に120万リンギ相当の商品から始める。
 
　マルガラナは傘下に農業組織を持ち、今後は果汁やペーストなど飲料の原材料をPSフードに供給する。また、インドネシアでパウチ包装材の輸入を開始し、合弁会社などに供給する計画。
 　
　PSフードはパウチ包装の果汁飲料や乳飲料、茶飲料などを生産。現在は国内で販売するほか、中国、ベトナム、シンガポール、ブルネイに輸出している。
 
（提供：亜州ビジネスASEAN）