シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP結婚・離婚数とも昨年は減少、晩婚化も一層進展

社会

2019年7月31日

結婚・離婚数とも昨年は減少、晩婚化も一層進展

 
 統計局によると結婚数は2万7,007組で、過去5年の最少。前年比で4.3%減少した。昨年は結婚数、離婚数とも前年以下だった。
 
 離婚、結婚無効宣言数は7,344組で、前年より3.1%少なかった。ムスリム(イスラム教徒)では離婚数が増加したが、それ以外では減少した。結婚(初婚)年齢の中央値は、花婿が30.2歳(2008年は29.8歳)、花嫁が28.5歳(同27.3歳)と晩婚化が進んでいる。
 
 若年結婚は減少した。どちらか一方が21歳以下の結婚は全体の1.1%(08年は3.9%)にとどまった。ムスリムでは2.9%(同8.6%)と大幅減だった。
 
 民族を超えた結婚は増加している。異なる民族間の結婚は全体の22.4%(同16.7%)を占めた。海外留学、就労の経験がある国民の増加、シンガポールを拠点とする外国人の増加が背景にある。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP結婚・離婚数とも昨年は減少、晩婚化も一層進展