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2019年7月30日

シンガポール調停条約の締結式、54カ国の代表が出席へ

 
 国連総会で承認された、シンガポールの名を冠した調停に関する条約「調停による国際合意に関する国連条約」(略称シンガポール調停条約)の締結式が8月7日、米中を含む54カ国の代表が出席してシンガポールで行われる。うち署名するのは25カ国の予定。
 
 シンガポール政府職員が議長を務めた作業グループがまとめた条約で、調停の合意内容に裁判所の強制力を持たせたのが特徴。シンガポールの名を冠した国連条約は初めて。
 
 国際商事紛争の解決には仲裁も利用されるが、作業が長期化することもある。調停は3日程度が多い。調停は対立的な面が少ないのが特徴。シャンムガム法相・内相は29日の会見で「シンガポールの外国貿易は国内経済活動の3倍。シンガポールにとり、紛争解決は極めて重要」と述べた。
 
 シンガポールは国際仲裁センターを設置するなど紛争処理センターとしての能力を構築しており、シャンムガム氏は、シンガポールの国名が冠されたことは、条約交渉で果たした役割だけでなく、法律センターとしての地位が認められたことを意味すると述べた。

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