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経済

2019年6月28日

サイムダービー、インドネシア農園子会社を売却

 
 アブラヤシ農園大手のサイムダービー・プランテーションは25日、インドネシアで農園を運営する100%子会社のミトラ・オーストラル・セジャウテラ(MAS)をインティ・ヌサ・セジャウテラに2970万米ドルで売却した。赤字が原因。ザ・サン・デイリーなどが26日付で伝えた。
 
 売却した子会社の払込済み資本金は1兆3500億ルピア(約103億円)。西カリマンタン州カブパテン・サンガウに7074万平方メートルの農園を持ち、アブラヤシの栽培やパーム原油の生産を行っている。1996年の設立から昨年末までに累計赤字が3億リンギ(約78億円)に上っていた。
 
 サイムダービー・プランテーションは、自動車や工業製品のコングロマリット(複合企業)であるサイムダービー(SIME)から2017年に分社化。パーム油事業に専念している。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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