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経済

2019年6月14日

公務員の中間ボーナスは0.45カ月分、一時金も

 
 首相府人事局(PSD)は6月13日、今年は賃金の0.45カ月分の中間期ボーナスと200Sドル(約1万5,900円)の一時金を公務員に支給すると発表した。作業補助などに携わる低賃金公務員への一時金は300Sドル(約2万3,800円)とする。
 
 最も階級が低い公務員には、ボーナス、一時金とは別に最大50Sドル(約4,000円)のベースアップを実施するという。
 
 昨年の中間ボーナスは賃金の0.5カ月分で一時金は300Sドル(低賃金公務員は500Sドル。今年のボーナスが少ないのは経済減速を反映させたもの。第1四半期の国内総生産(GDP)増加率は1.2%で、通年予想は1.5~2.5%。
 
 公務員組合連合のサンジーブ・クマル・ティワリ総書記は中間ボーナスの額について「経済の減速を考慮すれば妥当」と評価。技術革新の時代にあって公務員はデジタル化、新技術の採用でレベルアップし、生産性の向上に貢献しなければならないと述べた。

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