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経済

2019年5月27日

ゴム手袋のコッサン、生産能力を2割増強へ

 
 ゴム手袋製造のコッサン・ラバー・インダストリーズは今年、新たに工場2カ所の稼働を開始し、生産能力を2割増強する。リム・クアン・シア社長兼最高経営責任者(CEO)が明らかにした。国営ベルマナ通信が23日付で伝えた。
 
 新たな2工場は、セランゴール州ジャランメルに建設する。合計の年産能力は55億枚。1カ所目の工場は今年8月、2カ所目は12月までに稼働を開始する予定で、コッサンの年産能力は265億枚から320億枚に20.8%増える。
 
 リム社長は、生産能力の拡大をコンスタントに進めるとコメント。現在は販売について懸念がないとした。昨今の米中貿易摩擦の影響については、マレーシアやタイに投資が増えており、むしろ追い風になっていると説明。マレーシアのゴム手袋業界に関しては、やがて世界市場のシェア60%を獲得するようになるだろうと述べている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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