シンガポールのJCG、美容外科ビバリーを買収へ

 
　シンガポールのJCGインベストメント・ホールディングスは、マレーシアで美容外科クリニックを営むビバリー・ウィルシャー・メディカル・センターを買収する。株式51％を1530万リンギ（約4億円）で取得することで提案を行った。
 
　ビバリーは、美容外科専門の病院とクリニックを2カ所ずつ運営。昨年は240万リンギの赤字だったが、JCGは美容外科事業拡大への好機とみて買収に踏み切る。
 
　JCGはシンガポール取引所の新興市場であるカタリストに上場しており、美容外科や富裕層向けのコンサルティングサービスを手がける。美容外科サービスは現在台湾で展開。今後急成長するとみて、マレーシアやシンガポール、中国での事業展開も視野に入れている。コンサルティング部門では、富裕層向けに不動産や投資に関するサービスを提供している。
 
（提供：亜州ビジネスASEAN）