シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPCDLが開発のコンドミニアム、150戸の売り出しに77%の成約

経済

2019年5月6日

CDLが開発のコンドミニアム、150戸の売り出しに77%の成約

 
 不動産開発大手、シティー・デベロップメンツ(CDL)がホン・リアルティーとともに東海岸のカトンで建設中のコンドミニアム、「アンバー・パーク」(全592戸)で150戸が売り出され、77%に相当する115戸の制約があった。CDLによると、自由保有権の土地の住宅で、これほど高い成約率は今年初めて。総額2億4,000万Sドル(約195億7,440万円)の売り上げだった。
 
 購入者の85%はシンガポール国民で、残りは中国、マレーシア、インドネシア、インド出身者。価格は書斎付き1寝室の住宅が108万8,000Sドル(約8,920万円)、5寝室の住宅が498万Sドル(約4億840万円)。床面積は、43~465平方メートル。平均価格は1平方フィート(0.09平方メートル)当たり2,425Sドル(約19万7,800円)。アンバー・パークはトムソン・イーストコーストMRT線で建設されるタンジョン・カトン駅から3分。学校にも近い。
 
 CDL幹部のチア氏は「販売は最高の滑り出しだ。好立地で設計も格別な物件に対する需要の強さが示された。投資目的の購入もみられた」とコメントした。
 
 21階建て建物3つで構成し、屋上には3つのビルを結んだレクリエーション施設(約3,000平方メートル)を整備する。長さ600メートルのジョギングコース、ヨガスペース、温浴施設を整備する。住宅ビルの屋上ジョギングコースは国内初。

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