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日系企業・社会

2019年4月17日

日野自とヤマト、安全運転研修を提供

 
 日野自動車とヤマトホールディングスは15日、両社の現地法人が連携して商用車ドライバー向けの安全運転研修の提供を開始したと発表した。両社が持つ安全に関する経験や機能を活用し、安心安全な車社会の実現に貢献する。
 
 ヌグリスンビラン州にある日野の試乗・講習施設「日野トータルサポート・カスタマーセンター」で研修を行う。日野モータース・セールス・マレーシアとマレーシアヤマト運輸が連携し、同センターのトレーニングプログラム内に、安全運転に関する運転適性診断・座学・実車訓練を組み合わせた研修を追加した。
 
 研修では運転適性診断の結果を活用し、座学と実写訓練を通じてドライバーの安全運転の知識と意識の向上を促進。研修結果は受講者の管理者と共有し、受講者の日々の安全運転指導に役立ててもらう。運転適性診断はマレーシアヤマト運輸が提供する。
 
 同センターは2015年、日野自にとって海外初の常設講習施設として開設された。3万9600平方メートルの敷地に研修棟や周回路などを整備。これまで約1万1000人のトラック・バスドライバーに対し、安全運転・省燃費運転講習を提供してきた。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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