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経済

2019年4月16日

RFIDのSMトラック、航空事業参入を計画

 
 RFID(遠隔個体識別)ソリューションを提供するSMトラックは、航空事業への参入を計画している。インドネシアの格安航空会社(LCC)であるシティリンクがマレーシアに進出する際、資本参加することを提案している。国営ベルマナ通信が14日付で伝えた。
 
 シティリンクは国営ガルーダ・インドネシア航空の子会社で、6月までにマレーシアへ進出する計画。同国での航空券の販売代理店であるデクスマ・エクスプレスを通してマレーシア事業を運営する予定で、SMトラックはこの事業に60%を出資することでデクスマと覚書を交わした。
 
 シティリンクは現在、インドネシア国内便を運航している。マレーシア進出後はまず、クアラルンプール〜プノンペン(カンボジア)線を就航する予定。その後も東南アジア域内で路線を増やし、将来は中国線も就航したい考えとしている。
 
 SMトラックは、RFIDを使って食品加工などの業界向けにトレーサビリティーのプラットホームやソリューションを提供する企業で、クアラルンプール証券取引所の新興市場(ACE市場)に上場している。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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