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経済

2019年4月16日

今年のゴム手輸出額、6%増を予測=MIDA

 
 マレーシア投資開発庁(MIDA)は、2019年の医療用ゴム手袋輸出額が前年比5.7%増の198億8000万リンギ(約5400億円)に拡大する見通しを明らかにした。世界的な医療水準の向上や高齢化の進展により、需要増に期待できるという。19年は世界195カ国以上に出荷されると見込む。
 
 07年に59億リンギだった輸出額は18年に約3倍の177億4000万リンギまで拡大。マレーシア製は世界市場でシェア63%を占め、2位以下のタイ(18%)、中国(10%)、インドネシア(3%)を大きく引き離しているという。マレーシアゴム手袋製造業者協会(MARGMA)は、ゴム手袋の世界市場が19年に前年比12.0%増の3000億枚まで成長すると予測。うちマレーシア製は1880億枚に上ると見込んでいる。
 
 MIDAは産業育成に向け、デジタル化や自動化を推進。ゴム手袋で世界最大手の地場系トップ・グローブなど各社が、生産ラインの自動化や業務管理システムの更新などを進めているという。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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