2019年4月12日
2月の流通業売上高6.5%増、全部門で伸び鈍化
マレーシア統計局が11日発表した2019年2月の流通業売上高は、前年同月比6.5%増の1035億リンギ(約2兆7920億円)だった。伸び率は18年11月の8.6%、12月の8.0%、19年1月の7.8%から減速傾向。2月は小売り、卸売り、自動車販売の全部門で増加したものの、伸びはいずれも前月から鈍化している。
小売りは8.5%増の425億リンギ。1月まで8カ月連続の2桁増だったが、1桁増に減速した。卸売りは5.8%増の502億リンギで、前月の6.2%増から伸びが鈍化。自動車販売は2.4%増の108億リンギで、こちらも前月の4.8%増から減速した。
2月の流通業販売量指数は167.8ポイント(2010年=100ポイント)で、前年同月から6.4%上昇。前月の7.9%上昇からは減速した。内訳をみると小売りが9.3%、卸売りが4.2%、自動車が3.8%それぞれ上昇した。
(提供:亜州ビジネスASEAN)