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経済

2019年2月28日

航空機のボンバルディア、セレターの敷地面積を4倍に

 
 カナダ系航空機メーカーのボンバルディアは27日、セレター航空宇宙団地でサービスセンター拡充工事の鍬入れ式を行った。投資額は8,500万Sドル(約69億7,765万円)で、敷地面積は現在の4倍の4万平方メートルになる。
 
 塗装工場、部品倉庫を設ける。既存施設も拡充し、あらゆる保守・整備・オーバーホール(MRO)需要に対応できるようにする。改造サービスも提供する。同社製航空機などビジネスジェットに対する保守需要に対応する。
 
 ボンバルディアは全世界で6万8,000人の社員を雇用しており、シンガポールでは150人が働いている。これを2020年末までに300人まで増やす。ボンバルディアはシンガポールの教育機関と提携して、航空宇宙産業の技能を持つ人材を育成する。
 
 セレター航空宇宙団地には航空機エンジンメーカーの英ロールスロイスなど、130社が拠点を設けている。鍬入れ式にはカナダのジム・カー国際貿易多様化相が出席した。

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