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経済

2019年2月20日

太陽光発電案件の入札開始、総額20億リンギ規模

 
 政府は、総額20億リンギ(約542億円)に上る複数の太陽光発電所案件の入札を開始した。8月まで入札を受け付け、年内に選定を終える。ニュー・ストレーツ・タイムズが17日付で伝えた。
 
 全て半島マレーシアに建設する案件で、発電所の規模は出力が1メガワット(MW)から100MWまでさまざま。総出力は500MWに上る。稼働後は国内送電網に接続する。
 
 今回の入札は、大規模太陽光発電プロジェクト(LSS)の3サイクル目で、これまでの2サイクルでは計958MW分が落札された。既に5案件の131MWが稼働しており、残りは20年までに稼働する予定となっている。
 
 政府は25年までに発電量の20%を再生可能エネルギーで賄う計画で、今後3991MWを追加する必要がある。太陽光のほかに、バイオガスや地熱などを電源にするとしている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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