シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP昨年の世帯所得は月9,293Sドル、世帯構成員は3.24人に縮小

経済

2019年2月14日

昨年の世帯所得は月9,293Sドル、世帯構成員は3.24人に縮小

統計局が2月13日発表した昨年の家計調査によると、世帯所得は月9,293Sドル(約76万5,100円)と、名目で3%増、物価上昇率を考慮した実質で2.6%の増加だった。構成員1人当たり所得は実質3%増の2,792Sドル(約22万8,000円)だった。

 

2013年との比較では世帯所得は実質で16.6%の増加で、年率にすると3.1%になる。生産年齢人口に占める労働力人口の比率(労働力化率)は67.7%。所得には配当、賃貸収入を含まない。

 

所得分配の不平等さを示すジニ係数は0.458で、前年の0.459よりわずかに改善した。計数は0~1で、0に近いほど平等さがある。税制や社会保障を通じた所得再分配を考慮に入れた係数は0.404。

 

世帯構成員は平均3.24人で、2008年の3.5人を下回った。世帯員のうち就労している者は平均1.68人だった。

 

就労者がゼロの世帯の割合は08年の8.6%に対し昨年は12.1%だった。

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