シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPたばこは19歳から、オーチャード・ロードでは喫煙規制を強化

社会

2019年1月4日

たばこは19歳から、オーチャード・ロードでは喫煙規制を強化

喫煙可能年齢が1月1日付で18歳以上から、19歳以上に引き上げられた。またオーチャード・ロードにおける喫煙規制も強化された。

 

2017年11月の国会で承認された改定たばこ広告・販売法に従い、保健省は最低喫煙年齢を21年まで毎年1年引き上げ、同年は21歳にする。

 

必要な年齢に達していない者にたばこを販売した者は5,000Sドル(約39万4,000円)の罰金と6カ月間の販売免許停止を科せられ、再犯の場合は1万Sドル(約78万8,000円)の罰金と免許取り消しの処分を受ける。
必要な年齢に達していない者のためにたばこを購入した者、入手した者、たばこを与えた者も罰金を科せられる。
必要な年齢に達していない者がたばこを購入、所持、使用しているのを発見された場合、罰金は最高300Sドル(約2万4,000円)。

 

オーチャード・ロードでは40カ所の喫煙ゾーンでのみ喫煙が可能で、食事処に整備された喫煙コーナーは撤去しなければならない。

 

3月末までを猶予期間としシンガポール環境庁(NEA)の執行官は禁煙地域での喫煙に対し口頭で注意し、4月1日からは30人ほどの担当官が法律どおり執行に当たる。監視カメラも設置し、禁煙を徹底する。

 

発表に当たり保健省は、国民の健康をさらに高めるのが改定法の狙いだとした。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPたばこは19歳から、オーチャード・ロードでは喫煙規制を強化