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社会

2018年12月28日

バイクシェアリングの利用、不法駐輪に罰金

シンガポール陸運庁(LTA)は来年1月14日から、シェア自転車を指定の駐輪スペース以外の場所に放置した者に5Sドル(約404円)の罰金を科すと発表した。この行為を繰り返した者には一定期間、シェア自転車の利用を禁止する。

 

罰金は使用料に加算して請求される。SGバイクのシェア自転車を30分利用した時の料金は1Sドル(約81円)で、指定駐輪スペースに駐輪しなかった場合、6Sドル(約486円)を請求される。

 

利用者は使用を終える際、自転車にロックをかけるとともに、駐輪スペースに掲示されているQRコードを携帯端末で読み取る必要がある。

 

指定駐輪スペース以外の場所での放置を1年以内に3回行った者は1カ月間、シェア自転車の利用を禁止される。違反6回の場合は3カ月間、9回の場合は半年、12回の場合は1年、利用を禁止される。

 

不法駐輪、放置は多数あり、昨年5月~今年1月、LTAは2,000回、不法駐輪の自転車の引き取りを業者に命じた。

 

QRコード破損など不具合が見つかった場合、利用者は写真をとりアプリケーションを利用して運営業者に連絡すれば、罰金を科せられない。指定場所以外に放置すると、指定場所に駐輪するよう求めるメッセージが送られてくる。

 

シェア自転車を運営しているのは6業者で、自転車台数は計4万台。

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