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経済

2018年12月25日

南北高速道路、6件の工区を韓国企業などに発注

シンガポール陸運庁(LTA)は、南北高速道路の工事(6工区)を国内企業、韓国企業などに発注した。発注額は計31億4,000万Sドル(約3,509億円)。
 
 

南北高速道路は地下道を中心とする、北部のタウンと中心街を結ぶ道路で、バスおよびサイクリング専用道路を整備する。着工は2019年末、完工は26年の予定。
 
 

最大の事業は7億9,900万Sドル(約893億円)で、ラム・チャン・ビルディング・コンストラクターズが受注した。1.95キロのトンネルの設計、建設を請け負う。ラム・チャンはMRT(地下鉄・高架鉄道)ダウンタウン線のブキパンジャン駅舎工事など運輸インフラ事業の経験が豊富だ。

 

韓国系サンギョン(双龍)エンジニアリング&コンストラクションは1.1キロのトンネルと陸橋工事を5億3,710万Sドル(約600億円)で、双竜と地元ワイ・フォン・コンストラクションの共同企業体は4億8,250万Sドル(約539億円)で1.55キロのトンネル工事を受注した。

 

同じく韓国系GSエンジニアリング&コンストラクションはイーストコースト・パークウエーとビクトリア・ストリート間の1キロ工区のトンネルと陸橋工事を6億3,580万Sドル(約711億円)で受注した。

 

中国中鉄一局集団のシンガポール支店は4億4,600万Sドル(約500億円)で1.1キロの工事を、地元3社で構成する連合体は0.7キロの工区を2億4,290万Sドル(約272億円)で受注した。

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