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政治

2018年12月4日

シンガポール、次期内閣改造は来年4月頃、ヘン氏が副首相に

リー・シェンロン首相はアルゼンチンで開かれた20カ国(G20)サミットに出席した際、同行記者団との会見で、来年度予算案の審議が終了した頃、内閣改造を行うと表明した。

 

予算案審議は3月で、内閣改造は4月後半になる見通しだ。リー氏退任後の政界リーダーがほぼ確実なヘン・スイーキアット財務相が副首相に就任する段取りだ。

 

ヘン氏は最近開催の、人民行動党(PAP)幹部会で次期リーダーに指名され、党のナンバー2である第1書記長補の役職に就いた。

 

第4代首相はヘン氏かとの質問に対しリー首相は「シンガポール第4世代の閣僚らはヘン・スイーキアット氏をリーダーとして選び、議員もそれを了承した」と語った。

 

リー首相は66歳。70歳になる2022年までに首相職を退きたいとかねてから表明している。次期総選挙は21年1月までに実施される。

 

次期総選挙では、第4世代の閣僚、党幹部が中心になって党としてのテーマ、政策、政綱をまとめ、国民に訴えることになるという。

 

またすでに政界で活躍している50歳代後半、60歳台の党員だけでなく、次世代を担う40歳代、50歳台の候補者で選挙に臨み、現在だけでなく将来の国家運営を考えた政党であることを国民に訴えるという。

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