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経済

2018年11月22日

新車需要が低迷、COE落札価格が軒並み下

新車購入権(COE)落札価格が、オートバイを除き軒並み下落した。新車需要の低迷が背景にある。COE発行枠が前期より拡大したことも影響したようだ。

 

11月21日に実施のCOE入札結果は、Aカテゴリー(排気量1.6リットル以下で出力130馬力以下の乗用車)の落札価格が前回より11.3%安い2万5,000Sドル(約210万円)だった。

 

Bカテゴリー(排気量1.6リットル以上か出力130馬力以上の乗用車)のCOEは同3.7%安い3万1,101Sドル、どの車両の購入にも使えるが、大型車の購入に主に使用されるオープンカテゴリーのCOEは3.3%安い3万959Sドル(約256万円)だった。

 

商用車のCOEは6.8%安い2万7,509Sドル(約226万円)。オートバイのCOEは2,989Sドル(約25万円)で、前回より480Sドル(約3万9,000円)高かった。

 

複数ブランドの乗用車を販売するプライム・グループのネオ・ナムヘン氏によれば、新たな排ガス規制が7月に導入された結果、自動車関連税の割り戻しを受けられるモデルが少なくなったため、購入意欲が減退しているという。以前は1万Sドル(約82万2,000円)の割り戻しを受けられた人気モデルが、今は1万Sドルの割増税の対象だ。

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