2018年11月14日
シンガポールのクラウドファンディング業者、証券委からライセンス
【クアラルンプール】シンガポールのエクイティー・クラウドファンディング業者、ファンドネルがマレーシア証券委員会からクラウドファンディング・プラットフォームの認定を受けた。成長の可能性を持つ中小企業に資金調達の場を提供する。
ファンドネルのケルビン・リー最高経営責任者(CEO)は「世界経済はますます中小企業により形作られるようになっているが、中小企業は成長資金の確保が課題だ」と語った。
マレーシア・デジタル経済公社(MDEC)幹部のノルヒザム氏は「マレーシアは革新的金融技術など高付加価値の経済活動を重視しており、ファンドネルのマレーシア進出はそれにかなっている」と語った。世界各地の投資家がファンドネルのプラットフォームにアクセスしている。
最初にプラットフォームを利用するのは、客の元に出向き自動車保守・修理サービスを提供するミスタータイヤ。
ファンドネルは有力企業の発掘でミダナ・キャピタルと提携することでも合意した。
出典:ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター