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経済

2018年10月12日

シンガポール、ナッシム・ロードの高級住宅、1億ドルで売買

ナッシム・ロードの2階建て高級一戸建て住宅が1億530万Sドル(約87億4,000万円)で売買された。敷地面積は4万2,515平方フィートで、面積(1平方フィート)当たり2,477Sドル(約20万1,300円)の取引になる。

 

高級バンガロー(GCB)地域の物件取引ではおそらく過去最高。購入したのは、香港に拠点を置くウィンソン・グループのシンガポール人会長、トニー・トゥン氏と思われる。ウィンソンはシンガポール、台湾、中国、ドバイなどで石油取引、石油貯蔵施設運営、船舶燃料販売に携わっている。

 

不動産業界関係者によると、トゥン氏の家族の一員が数カ月前、ナッシム・ロードの別のバンガローを4,400万Sドル(1平方フィート当たり2,625Sドル)で購入している。

 

GCB地域の最近の高額取引では、リム・キムサン遺産継承者がダルビー・ロードの住宅を9,390万Sドル(約78億円)で売却した。リム氏は初代の住宅開発庁(HDB)長官で、シンガポール・プレス・ホールディングスの会長も務めた。

 

過去の高額取引はスーン・ホック・プロパティーが2015年に9,169万Sドルで購入したリドート・ロードのバンガロー。

 

GCBは土地付き高級住宅地で、高級性を維持するため、住宅は低層建築であることなど開発に制約がある。

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