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経済

2018年10月8日

KL首都圏のオフィスビル、空室率は上昇の見通し

【クアラルンプール】 不動産サービスの英系サビルズ・マレーシアは、クアラルンプール(KL)首都圏の下半期のオフィス市況は、新規供給があるため空室率は上昇し、賃貸料にも影響が出るとの見通しを示した。

 

この先、市場に供給されるオフィスは既存のオフィスビルより設備がよく、有力企業を誘致することが可能と思われる。また賃貸料が手頃であれば、企業からの移転需要が見込めるという。

 

最近の移転例では、ホンリョン銀行本店のメナラ・ホンリョンへの移転、ジャーディン・ロイド・トンプソンのキュー・セントラルへの移転、アクセンチュアのバーティカル・コーポレート・タワー2への移転がある。

 

クアラルンプール首都圏(サイバージャヤを除く)のオフィス稼働率では、新規供給が多い首都外縁部で空室率が特に上昇する見通しだという。

 

出典;マレーシアン・リザーブ

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