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2018年7月25日

シンガポールとの水協定、マレーシアは尊重

マレーシアのサイフディン・アブドラ外相はストレーツ・タイムズとの単独会見で、シンガポールと締結している水協定を尊重するが、価格交渉を再開したいと希望していると表明した。

 

シンガポールは2国間協定に基づき、マレーシアから1日最大2億5,000万ガロンの原水(ジョホール川の水)の供給を受けている。協定は2061年まで有効。

 

サイフディン氏は「水は人体の神経系統のようなもの。シンガポールへの原水供給を止めるようなことはしない。交渉が止まった地点からどう継続するかが課題だ」と述べた。

 

シンガポールはマレーシアから1,000ガロン当たり3セン(1シンガポールセント)で購入し、処理後の上水の一部をジョホール州に同50センで供給している。

 

マレーシアは原水価格が低すぎるとし、1998年にマハティール当時首相がシンガポールに交渉を価格持ちかけたが、新協定の締結に至らなかった。

 

サイフディン氏は、マレーシア政府としてクアラルンプール/シンガポール高速鉄道(HSR)問題の解決を優先していると述べた。

 

マレーシア側負担は1,100億リンギ(約3兆円)で、巨額の国家債務を抱える現在、負担が大きすぎるため延期など代替案をシンガポール側に提示する意向だ。

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