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社会

2018年7月11日

マレーシア警察が没収の宝石、レバノンの宝石商が所有権主張

【クアラルンプール】各国の王室や富裕層を得意客とするレバノンの宝石商、グローバル・ロイヤルティー・トレーディングSALがロスマ・マンソル前首相夫人を相手取り、宝石44点の所有権を主張しクアラルンプール高等裁判所に提訴した。

 

訴状によると、ロスマ被告はグローバル・ロイヤルティーの長年の顧客で、彼女が購入したいものを選んでもらうため、ダイヤのネックレス、指輪、ティアラなど計1,479万米ドル(約19億4,300万円)相当を2月10日、直接手渡した。

 

ロスマ被告は5月22日付の手紙で44点の受領を確認したが、この数日前、ナジブ前首相にからむ汚職疑惑で警察はナジブ容疑者に関連する高級住宅から、宝石、高級バッグ、腕時計などを押収しており、これにグローバル・ロイヤルティーの宝石が含まれるという。

 

ロスマ被告の弁護士によると、被告は手渡された宝石をどれも購入していない。

 

出典;ザ・スター、ザ・サン、ニュー・ストレーツ・タイムズ

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