シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP5月のシンガポール証取売買高は282億ドル、6%の増加

金融

2018年6月8日

5月のシンガポール証取売買高は282億ドル、6%の増加

シンガポール取引所(SGX)における5月の売買高は282億Sドル(2兆3,255億円)で、前月比、前年同月比とも6%の増加だった。1日の平均売買高は13億4,000万Sドル(約1,105億円)だった。

 

最も取引が多かったのは指数見直しを控えた5月31日で、35億3,000万Sドル(約2,911億円)の取引があった。

 

種類別で最も売買額が大きかったのは株取引。上場投資信託(ETF)の売買高は前年同月比8%減の2億3,600万Sドル(約194億円)。

 

仕組みワラントとDLC(デイリー・レバレッジ・サーティフィケート)の売買高は14億Sドル(約1,154億円)で、同23%の増加だった。前月比では18%の減少だった。DLCは銀行が発行する仕組み商品で、FTSEストレーツ・タイムズ指数など裏付けとなる指数の変動にレバレッジをかけ売買する商品。3~5倍のレバレッジをかけることができ、取引損益は通常の3~5倍になる。

 

5月の時価総額は1兆200億Sドル(約99兆円)で、上場企業数は745社。新規上場は薬剤販売のハイフェンス・ファーマ・インターナショナルで、2部カタリストに上場した。新規株式公開(IPO)で1,560万Sドル(約12億8,600万円)の資金を調達した。

 

債券上場は102件で、377億7,000万Sドル(約3兆1,150億円)の資金調達になった。

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