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経済

2018年5月24日

シンガポール南北回廊開発の2プロジェクト、サムスンなどに発注

シンガポール陸運庁(LTA)は5月23日、北部と中心部を結ぶ新たな陸運インフラ、南北運輸コリドー事業2件、計11億6,000万Sドル(約951億880万円)相当を発注したと発表した。

 

同コリドーはほとんどの区間が地下の、全長21.5キロの高速道路で、完工は2026年の予定。地下はバス専用レーンを含む3車線。地上は2車線で、残りはサイクリング専用レーンと歩道にする。自動車交通を地上から減らすのが狙い。

 

韓国系サムスン物産はトア・パヨ・ライズからメリーマウント・レーンまでの1.37キロ区間のトンネル工事を約6億Sドル(約492億円)で受注した。サムスン物産は昨年11月、ノビーナ・ライズとトア・パヨ・ライズ間の1.25キロ工区の工事を受注しており、今回が2回目の受注。

 

アジア全域で業務を展開するリートン・コントラクターズ・アジア(シンガポール支店)とヨングナム・エンジニアリング・アンド・コンストラクションの共同企業体は、カンポン・ジャヤ・ロードとサフォーク・ウオーク間の640メートルの工事を5億5,380万Sドル(約451億円)で受注した。

 

歩行者用高架橋、バス停、覆い付き歩道、サイクリングレーンの建設、ローチョー水路の拡幅を請け負い、ランプも整備する。

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