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経済

2018年2月6日

グレートイースタン株、EPFが購入交渉

【クアラルンプール】従業員積立基金(EPF)は、シンガポールの保険大手グレート・イースタン・ホールディングスからマレーシア子会社の株を取得する交渉を持っている。成立した場合、グレート・イースタンは最大10億米ドル(約1,098億円)の売却収入を得る見通しだ。消息筋の情報としてウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。

 

同筋によると、EPFは少数株主として出資することになる。交渉がまとまらない場合、グレート・イースタンにはマレーシア子会社を上場させる道が残されており、新規株式公開(IPO)に際しEPFが株を取得することも考えられる。同マレーシア子会社はマレーシア最古の保険会社で300万件の加入がある。

 

英系プルデンシャル、東京海上ホールディングスを含む複数の外資系保険会社はマレーシア子会社の持ち株比率が100%のため、6月末までに70%まで引き下げる必要がある。

 

公務員年金ファンドのKWAPは、プルデンシャルへの出資交渉が近くまとまる見通しだ。

出典:ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ

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