仮想通貨のピンクエクスチェンジ、2月にも取引仲介を再開へ

【クアラルンプール】仮想通貨仲介業者のピンクエクスチェンジ（本社・イポー）は、5カ月前に営業を停止した取引プラットフォームを2月にも再開する。仮想通貨を投資資産とみなす、投資家の購入需要に対応するという。

営業停止は取引プラットフォームのシステム改善のためで、ファクルル最高経営責任者は、改善でほかの市場に引けをとらないものになったと語った。

ビットコインを含む仮想通貨のマレーシアにおける取引は、控えめの推定で月7,500万リンギ相当（約21億37万円）。取引業者は10社余りで、マレーシア資本の業者はピンクエクスチェンジのみ。取引プラットフォームは英ルノなど4つある。

ピンクエクスチェンジは、本社事務所とベトナムのホーチミン市にビットコインの自動販売機を設置している。

仮想通貨はマレーシアでは法貨ではなく、金融当局の監督を受けないが、活動については中央銀行への報告義務がある。