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紀伊国屋「おすすめの1冊」

2025年9月1日

緊縮資本主義

今回紹介するのは、タルサ大学経済学部教授である新進気鋭の著者による話題作の翻訳。
本書は著者のデビュー作でありながら、『フィナンシャル・タイムズ』が選ぶ2022年の経済書ベスト10に選ばれたという。
この邦訳の帯にも、トマ・ピケティやヤニス・バルファキスをはじめとする、そうそうたる著者による推薦コメントが並んでいる。
 
本書はタイトルが示す通り、緊縮財政とその歴史についての書物だ。
緊縮財政は80年代のサッチャリズムなどと関連付けて語られるのをよく目にするが、本書の特徴のひとつは、それを第一次世界大戦直後の混乱の時代を起点として語り起こす点だ。
現代においても評価の分かれる政策について、世界史的な視点が得られる一冊だろう。
 
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※対象ジャンル:文庫・新書・文芸・ビジネス・社会

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