シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXライフTOP集中講義!アメリカ現代思想-リベラリズムはどこへ行くのか

紀伊国屋「おすすめの1冊」

2024年12月18日

集中講義!アメリカ現代思想-リベラリズムはどこへ行くのか

「リベラル」という言葉は政治についてよく聞かれるものの、その語源となったリベラリズムそのものについては、いまだ人口に膾炙しているとは言えないかもしれない。
 
本書は現代のリベラリズムとは、そもそもどのような思想であり、それが特にアメリカにおいてどのような変遷を経てきたかを簡潔にまとめてくれる。
旧版は2008年に刊行されたロングセラーで、この新版はその後の時代の変化をふまえて加筆・修正されたものとなる。
 
本書で取り上げられるのは、『正義論』などの著書で現代リベラリズムの源流となったジョン・ロールズや、そこから派生したリバタリアニズムやコミュニタリアニズムといった諸思想、あるいは日本でも著名な政治哲学者マイケル・サンデルなど。
 
「自由」と「平等」、あるいは「正義」についての原理的思考であるリベラリズムを改めて知るのに良いだろう。
 
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