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紀伊国屋「おすすめの1冊」

2014年2月17日

『図解 ASEANの実力を読み解く ASEANを理解するのに役立つ46のテーマ』みずほ総合研究所

photo-5 売れ行きがとても良く、入荷後即完売した書籍をご紹介します。お正月で出版社が休業、じりじりしながら待ち、追加注文を出しました。

 本書では「日本企業のアジア展開の矛先がASEANに向いている」といいます。独自調査ではじめて中国を抜き「国際ビジネスにおける今後の最注力先」の首位となったASEAN主要6ヵ国。地域を理解するのに役立つ46のテーマがまとめられています。

 第1章ではASEANの経済・産業・消費市場の実態から、全体像を把握できます。第2章以降では主要6ヵ国、シンガポール、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、ベトナムの情報がカタログとして使用できるようになっています。

 このように政治・経済から消費市場の魅力、有望なビジネス分野や日本の進出企業事例まで徹底解説し、ASEANに最近進出した企業やビジネスを始めようと考えている企業の方に向けて、親しみやすく、かつ実践的にまとめられた書籍は多くありません。類書が少ないものは売れるという説があるのですが、その法則を改めて実感した本となりました。

東洋経済新報社/ISBN:9784492444023

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.251(2014年02月17日発行)」に掲載されたものです。
文=シンガポール紀伊國屋書店 村山

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