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2021年6月2日

欧米と日本のゲームを比べて見えてくるもの

今やヨーロッパにおいても日本の任天堂などのゲームで楽しんでいるその光景はもはや物珍しいものではなくなりました。逆に欧米のゲームには何があるのだろうかと疑問を持たれる方もいるのではないでしょうか。疑いもなく、頭に思い描くゲームと言ったら、日本のものを先に思い浮かべる方が多いと思います。
 
さて、具体的に欧米のゲームと日本のゲームの違いをいくつかの点から見ていきましょう。ゲーム構成の違いを見ると、当然のことながら、欧米と日本の間にある文化的差異も見られます。その辺りにも注目してみてくださいね。一つ目として、日本のゲームの構成として一本道だということがあげられます。つまり自由なゲーム展開が保証されていないということです。欧米のゲームAd構成はこれに比べて自由な風潮があります。特に、自由の国アメリカのゲームは、一人ひとりが選びたい道に行けるようになっているような構成が印象的です。当然、ストーリーのような筋道もしっかり用意されてはいるのですが、日本のゲームのように、何かをクリアしなければ次のステップに行けないといったようなことはない印象があります。欧米のゲームのほうがより自立心を尊重してくれるような印象で、日本は仲間意識を大切にし、ゴールが明確になっている場合が多いですね。
 

写真:Unsplash

 
二つ目は、ゲームをする視点での違いです。日本の場合は上で説明したように、すでに筋道が決まったゲームが多いので、プレーヤーの視点が常に一定であって、ゲーム制作者が思う世界にプレーヤーを入り込ませるというのが最大の狙いなのだと言えます。一方で欧米のゲームはやはり自由な発想があり、特に一定の視点を常に設けているというゲーム構造ではないようです。三つ目ですが、キャラクターの描き方でしょうか。これは日本のアニメの描き方にも代表されますが、やはり現実から少し距離を取ったような美しいキャラクターが多い印象があります。現実には出てこないような世界をゲームで描いていると言っていいのだと思います。これも日本のサブカルチャーを考えていただければ分かるように、日本は一貫して非現実的なアプローチをキャラクターなどを通しても求める傾向があるように思います。一方で、欧米には実際日本よりもマッチョな男性が多い印象ですが、そういう現実をベースにしたキャラクター設定をしている場合が多くあります。
 
最後になりますが、難易度にも違いが当然あります。日本のゲームは比較的クリアするのが簡単ですし、一貫性を重要視していますから、特にストーリーの筋道から逸脱したり、考え込んで答えを出す必要もないです。その点欧米のゲームはそう簡単にクリアできないように設定されているのが面白いところです。それはゲーム制作者側の意図でもあるのです。ここまで見てくると、まさに一般的にイメージする文化の形がここにも表れている、そう思いませんか。まさに、ゲームは大事な文化の一部だと考えても良いですね。
 

写真:Pexels

 
話は変わりますが、ゲームに関連して、日本ではパチンコが「趣味」というカテゴリーに入るくらい、言ってみれば大人気な娯楽のひとつになっていますね。ヨーロッパにおいては、スロットをすることを「趣味」という人は日本ほどはいないと思います。そもそも、スロットが身近にあまりありませんからね。それが理由だからなのでしょうか、日本ではまだまだパチンコ産業がとても賑わい、たくさんの人がパチンコを打ちに行くことはもはや普通の光景ですが、ヨーロッパなどではスロットをオンラインでやるという手段もあります。ヨーロッパなどではスロットをオンラインでやるという手段もあります。世界のどこからのプレイでき、良質で信頼できるオンラインカジノサイトを比べてそれぞれ楽しむことが出来るのも魅力ですね。
 
ここまでいかがでしたでしょうか。色々と勉強になったと言っていただけたら嬉しいです。ゲームから見る文化的差異に関して、もっと調べてみたくなったり、感じてみたくなったり、ゲームを通して異文化交流なども今は簡単に出来る時代です。異文化に色々と触れ、楽しんでみてください!

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