シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXライフTOP【海外のお菓子】シンガポールの懐かしい駄菓子を食べてみた

現役大学生の『シンガポール再発見』

2020年12月11日

【海外のお菓子】シンガポールの懐かしい駄菓子を食べてみた

 シンガポール在住歴14年の大学生・Kalinさんがお届けする、日本人が知らないシンガポールのあれこれ。今回はシンガポールで人気のある、様々なお菓子(駄菓子)をご紹介!(※こちらの動画はハロウィン企画だったため、ハロウィンメイクでお送りします)
 

 
 シンガポールならではの駄菓子を求め、Kalinさんが足を運んだのは、チャイナタウンにある『Munch Munch』というお店。店内には所狭しと駄菓子が並んでいます。
 

 
 お店の人によると、人気商品は「パックされたビスケット」。ものすごい種類が並べられています。何十年も前から変わらぬラインナップだそうで、それだけ人気がある証拠とも言えるでしょう。『Munch Munch』にはビスケットの他にも、チョコやスナックなど充実の品揃えです。Kalinさんは店員さんのオススメを中心に、袋いっぱいの駄菓子を購入。しかしお値段は12Sドル(約930円)と、さすが駄菓子、お安いです!(小袋に入っているビスケット:各2Sドル)
 

Biscuit Piring Wafer


 
 まずは鮮やかな緑とピンクが印象的な、カラフルなビスケット。卵、小麦粉、ココナッツなどが原料で、薄くパリパリした食感のお菓子です。しかしこの香りが、かなり強烈。Kalinさんいわく「ドリアンかと思った」とのことなので、好みが分かれそうですね。なお、お菓子自体の味は「ほぼ無」。
 

Curly String Biscuit


 
 ツイスト状のかたいビスケット。油で揚げてある、カリッと香ばしいお菓子です。日本の「そば屋さんで出てくる、そばを揚げたおつまみ」に似ているとか!味も濃すぎないため、シンガポールの駄菓子の中でも特にトライしやすい一品かも。
 

Pig Ear Biscuits


 
 ”ブタの耳”という名前がついたビスケット。”バタフライ”という別名もあるそうです。食感は意外に硬くて驚きます。味は「マリービスケットに塩をきかせた」ような、甘じょっぱさがあるようです。ただとにかく硬いので、食べるときは歯に気を付けて!
 

Ice Pop


 
 お店で売られていた時は液体だったこちらのお菓子、Kalinさんは凍らせた状態でトライ。年中暑いシンガポールでは、冷たいお菓子は魅力的ですね。飲み口をハサミで切っていただきます。中身は普通のジュースと思いきや、なにかクセの強いフルーツが入っているもよう。似たような駄菓子は日本にもありますが、味はシンガポールならではでした。
 

Orange Peel


 
 オレンジの皮ですが、お店では特に何の説明もなく並んでいたのだとか。Kalinさんが店員さんに聞いていた通り、とにかくすっぱい!口に入れると、最初は漢方のような味と香りがグッと広がります。その後噛むほどにオレンジの香りと酸味が出てきて、最後にまた漢方の後味が残る・・・。なかなか独特のお味なようなので、挑戦してみたい方はぜひ。
 

Spectacle Chocolates


 
 マレーシアのチョコレート菓子。日本にも似たチョコレートがありますね。カラフルで楽しげな見た目なので、子どもウケも良さそうです。色とりどりのコーティングの中に、ミルクチョコレートが入っています。こちらは独特な味もなく、万人受けする駄菓子かも。
 

Haw Flakes


 
 サンザシから作られた中国の駄菓子です。栄養豊富で美容・健康に良いとされるサンザシですが、お菓子に使われるのは珍しいそう。パッケージを開けると10円玉くらいの大きさの、サラミのような色をしたお菓子が何枚か入っています。甘みがありつつも、サンザシ特有の酸味も効いている、バランスのよいお味です。
 

Apollo Stick Wafers


 
 続いてのチャレンジは『Apollo』という、ウエハース状のビスケットの中にチョコレートが入ったお菓子(「日本の『エリーゼ』みたい」)。中身は意外にも「スッカスカ」(笑)。パッケージに描かれたチョコの量とは、かなりギャップがある様子。チョコよりも、コーヒーの香りがするそうです。
 

Iced Gem Biscuits


 
 シンガポールでよく見かける、代表的な駄菓子。小さなビスケットの上にカラフルなメレンゲがのっています。見た目が可愛いことから、これをモチーフにしたクッションやイヤリングなども売られているそう。サクサクとしていて、全体的に噛み応えのあるビスケットです。メレンゲ部分はかなり甘いので、Kalinさんは小さい頃から「下のビスケットだけを食べたい」と思っていたんだとか。時代を超えて愛されるお菓子のひとつです。
 

White Rabbit


 
 ”白いウサギ”という名のこちらのお菓子は、中に入った紙(ライスペーパー)ごと食べられるキャンディー。しかし2008年に、メラミンが混入していることが発覚し、一時販売停止に・・・。現在は入念な製造チェックも入り、安全な状態で市場に出ているのでご安心を。食感は日本の『ハイチュウ』に近く、濃厚なキャラメルミルクの味が広がります。大人にもオススメなミルキーキャンディーです。
 

Kreiten’s Almond Toffee


 
 『チロルチョコ』のような見た目のトフィー。形はきっちり正方形でなく、少しいびつですが、そこがまた味わい深いですね。商品名の通り、中にはアーモンドが入っています。まろやかな優しい味わいです。
 

Kopiko Coffee Candy


 
 シンガポールスタイルのコーヒー ”Kopi”から名がつけられたお菓子(”Kopi”はマレー語でコーヒーの意)。製造はインドネシアだそうです。中身はかなり小さいですが、茶色いツヤのある見た目が美味しそう。気になるお味は「東南アジアのコーヒー、まさにKopi」。コーヒーだけでなく、ココナッツミルクのような、東南アジア風のフレーバーが感じられます。
 
 
 皆さんの気になる駄菓子はありましたか?駄菓子は安価なので、冒険しやすいのも魅力のひとつ。シンガポールを訪れた際のお土産としてもオススメです。
 動画ではKalinさんがランキングも発表しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
 

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