2017年7月26日
ベドック
MRT東西線が通るベドックはチャンギ国際空港から近く、海外出張の多いビジネスパーソンが住むにも便利な場所。HDBやコンドミニアムが多く立ち並び、シンガポールのベッドタウンとも呼べるこのエリア、今後はMRTの新線が複数乗り入れる予定となっており、交通面での利便性も大幅に向上する見通しだ。
ベドックを訪れるなら、バスターミナルのベドックインターチェンジとも繋がっている、MRT東西線のベドック駅を起点にするといいだろう。駅に直結する形で「べドック・モール」、またすぐ近くには各種ショップが入居する「べドック・ポイント」があり、買い物もしやすい環境が整っている。


べドック・モールに隣接する形で2014年には「べドック・インターチェンジ・ホーカーセンター」も完成した。施設は比較的新しく清潔感もあるので、ホーカーは苦手という人でも立ち寄りやすいかも。さらに近くでは「ハートビート」と呼ばれる複合施設の建設が進んでいる。ハートビートには、飲食店や医療施設、図書館のほかプールやテニスコートも整備される予定で、地域のコミュニティセンターとしての役割が期待されている。
駅の周辺にはHDBが立ち並び、閑静な住宅街といった趣もある。ナショナル・ヘリテージボードによると、シンガポールにおける人口増加に対応するため、1960年代以降、同エリアではHDBが盛んに建設されてきたという。
東のタナメラ駅方面まで足を伸ばすと、ベドック駅との中間あたりにサッカーSリーグに所属する「ゲイラン・ユナイテッド」の本拠地であるべドックスタジアムがある。