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2017年5月29日

リトルインディア

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セラングーンロード、スンゲイロード、ジャランベサールと、3つの大きな道路に面したリトルインディアエリア。MRTリトルインディア駅やロチョー駅、ジャランべサール駅など公共交通機関からのアクセスが良いため、旅行客も気軽に訪れやすい。同エリアにはインドの文化を感じられるヒンドゥー教寺院やインド料理店、土産物屋などがあり、他のエリアとは違った雰囲気を醸し出している。

 

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メインストリートのセラングーンロード沿いにはカラフルなショップハウスや、ヒンドゥー教の女神カーリーを祀るスリ・ヴィラマカリアマン寺院などが立ち並ぶ。エリアの中心部には24時間営業の大型ショッピングモール「ムスタファ・センター」があり、食料品や生活雑貨、電気製品などを安く買うことができるとあって連日多くの人が訪れる。特に週末になると、この付近はインド系やバングラデシュ系の買い物客らでごった返す。

 

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この他にも買い物スポットは多く、MRTリトルインディア駅近くにあるテッカセンターの2階ではカラフルな民族衣装を売る店が多く集まっており、ワンピースなどが10~20Sドルほどの手ごろな値段から購入できる。セラングーンロードを挟んだ向かい側にあるリトルインディア・アーケードでも雑貨や衣類などを買うことができ、観光客らで賑わっている。飲食関連では、フィッシュヘッドカレーを提供する「バナナリーフ・アポロ」や、タレに漬けた鶏肉を紙に包んで揚げたペーパーチキンの名店「ヒルマン」などが有名。同エリアだけでインド料理だけでなく、バラエティ豊かな各国の料理を楽しむことができる。

 

観光客を呼び込むための政策により歴史的建造物も多く保存されており、これらを見て回るのも面白いだろう。カラバオロード近くには、カラフルな外観が一際目立つ「タン・テンニア氏邸宅跡」がある。華僑の富豪だったタン氏が1900年頃に住んでいたこの邸宅は、1980年代に保存が決まり、現在は薬局としても利用されている。

 

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このほか毎年10月~11月には、ヒンドゥー教における新年の祭り「ディーパパリ」が始まり、華やかにライトアップされるのも見どころ。セラングーンロードには夜店が立ち並び、延々と連なるイルミネーションが幻想的な眺めを見せてくれる。1月にも、ポンガルと呼ばれる南インドの伝統的な収穫祭があり、こちらでもライトアップが行われる。

 

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