シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXライフTOPシンガポールでKANPAI! 第4回

シンガポールでKANPAI!

2016年7月4日

シンガポールでKANPAI! 第4回

今回のKANPAI人は…Picture_1_Portrait

シンディ・ソンさん
Cooperhouse Asia Pte Ltd
セールスマネージャー

 

 

-当地での活動について教えて下さい
サントリーホールディングスの子会社Beam Suntoryの独占販売代理店であるCooperhouse Asiaで法人営業を担当しています。取扱商品であるサントリーのビール「ザ・プレミアム・モルツ」やウイスキーの「山崎」、ワインの「登美の丘」などの認知を高めるため、プロモーションの企画やお客様と共同のメニュー開発、イベント企画などをしています。

 

-現在の仕事を始めたきっかけについて教えて下さい
食品・飲食業界に興味があったことに加え、日本語や日本文化が好きだったこと、また「ザ・プレミアム・モルツ」の大ファンだったことがきっかけです。2年前にサントリーが米国の蒸留酒最大手であるBeam社を買収した際、これは自分の営業経験や日本に関する知識と情熱を生かせるチャンスだと思い求人に応募しました。この7月から組織改編により所属はCooperhouse Asiaに移りましたが、今後も引き続きサントリーと連携しながらシンガポールにおけるBeam Suntoryのブランド力強化に取り組んでいきたいです。

 

-日本のアルコール飲料にとって、シンガポールの市場をどう見ますか?
間違いなくポテンシャルのある市場だと思います。近年シンガポールでは日本酒バーやお任せスタイルのレストランなど、日本の面白い食文化をコンセプトにした和食レストランを目にするようになりました。また、私自身も以前に比べてお客様からの商品のお問い合わせが増えたと感じています。シンガポールには日本文化や日本の食文化が好きという人が多く、日本は常にシンガポール人に人気の旅行先の一つとなっています。このことからも、シンガポールに日本の食文化を輸入するスタイルのビジネスは、今後も着実に成長していくと思います。

 

-次の目標は何ですか?
東南アジア諸国に日本のお酒や、お酒にまつわる文化を広めることです。東南アジアには日本のアルコール飲料市場を成長させる多くの可能性がありますし、シンガポールはそのためのよいショーケースだと思っています。日本のアルコール飲料と東南アジア料理のペアリングなども視野に入れながら、日本のアルコール飲料の輸出拡大を実現させたいです。

 

-シンディさんの好きなお酒と飲み方を教えて下さい
その時の気分や食事のメニュー、場所や雰囲気によりますね。例えばシンガポールの居酒屋ではザ・プレミアム・モルツや角ハイボールで乾杯してから食事をするのが好きです。一人で自宅や静かなバーにいる時は、ウイスキーをロックで飲みます。ザ・プレミアム・モルツの黒とゴールドをミックスする飲み方もお気に入りです。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.305(2016年7月4日発行)」に掲載されたものです。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXライフTOPシンガポールでKANPAI! 第4回